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経営セーフティ共済


皆さん、こんにちは! 

税理士の安井です。

だいぶ日が長くなってきましたね。

うちの業界は今、繁忙期なんですが、これを乗り越えれば、「もうすぐ春~ですね~」となって、案外ウキウキ・ワクワクしてるんですよ。

さて、今日は、以前にもお話したことがあるかと思いますが、やはり、あまりにも有利な商品なので、もう一回お伝えしたいと思いますので、「経営セーフティ共済」についてお話したいと思います。 「経営セーフティ共済」というカッコイイ名前ですが、中小企業倒産防止共済のことで、「倒産防」の方が馴染みがあるかもしれません。

この経営セーフティ共済は、取引先が倒産して、売掛債権の回収が困難になったとき、共済金の貸付けが受けられる制度で、「もしも…」の時の資金調達手段として、中小企業を連鎖倒産から守るものです。

皆さんの取引先が倒産して、当てにしていた資金が入らなくなったら、皆さんも困りますよね~

その時になって、銀行に融資の申込みをしても時間がかかってしまうこともありますし、ましてや、得意先が倒産したから融資してください!なんて言おうもんなら、そんな後ろ向きの融資にはお答えできません!というのが、今の金融機関です。

そんなとき役立つのが、この「経営セーフティ共済」です!!

特徴としては、

○ 掛金は、月額5千円~20万円までで5千円単位で自由に選べます。 ○ 掛金は、800万円になるまで積立てられます。 ○ 掛金の10倍の範囲内で、最高8000万円まで貸付けを受けることができます。

○ 貸付条件は、無担保・無保証人です。 ○ 償還期間は、貸付額に応じて5~7年で毎月均等償還です。

○ 掛金は、損金又は必要経費に算入できます。 〇 40ケ月以上納付した場合、解約返戻金は100%以上になる。= 節税効果あり

などなど、中小企業にとってはメリットが大きい制度ですので、まだ、加入されてない方はご検討の価値ありだと思いますよ。

税理士サイドとしては、気をつけなければならないところが、一点だけあるんです。

それは、この掛金を損金算入するには、ある別表を添付することが条件となってるんですが、それを失念してしまってるケースがよくあるそうです。

税務署は、そこを指摘します!

同業者の皆さんは絶対ご注意くださいね~!!

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