こんにちは!
安井事務所です!
本日は、知っているようで知らない「ハンコの押し方~止め印~」についてです!
そもそも「止め印」とは?
文書の最後に余白ができたとき、「ここまでで文書が終わっている」ことを示すために捺印する印影のことをいいます。
こうすることによって、余白部分に不正に文章を書き足すことを防ぐことが出来ます。
止め印は、契約の署名に押したものと同じハンコを使い、文章末尾のすぐ後に押します。
文字にはかぶらないように注意です。
止め印は、全員が押す必要はなく、書類作成者の代表1名のハンコがあれば大丈夫です。
止め印は契約書に必ずしも必要ではありません。
「以下余白」と記述する方法もあります。
契約書などの数字(金額)の書き方
止め印とは関係ありませんが、契約書や領収書の数字も末尾にゼロを加える、数字を書き変えるなど、改ざんされる可能性が高いため、対策が必要です。
金額を書く場合は、最初に「¥」を、最後に横棒「-」をつけることで、前後に数字を書き足せないようにできます。
(例)
×「1,000,000」
○「¥1,000,000-」
難しい漢数字「大字(だいじ)」で記述する方法もあります。
(例)
×「1万円」
×「一万円」
○「壱万円」
「1」や「一」に一本線を加えれば「十」になってしまうので、「壱(いち)」「弐(に)」「参(さん)」といった大字を使うことで改ざんを防ぐことができます。
この数字の改ざんの対策は普段見かけますので、知っている方が多いかと思いますが、「止め印」を知らない人は多いかと思います。
豆知識として、覚えて頂ければと思います。
来週は「契印」についてお届けしたいと思います。
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